=====================                BAKY 取扱説明書                =====================     ウインドウズ NT4.0, 2000, XP FAT及びFAT32用 バックアップツール     1. NTFS等には対応しておりません。     2. 圧縮・レイドドライブ等特殊なドライブは、サポート対象外となります。     3. 通常ファィル以外(暗号化ファィル等)は、サポート対象外となります。                                    BAKY.EXE                                    Ver 2.16                                   2007/08/16                                     (c)Kuni ●BAKYとは   〇BAKYの説明    ウインドウズのシステムもデータも超高速で、丸ごとバックアップするツールで    す。    ハードディスクは、絶対では有りません。転ばぬ先の杖、BAKYをご利用下さ    い。   〇バックアップ対応OS      ウインドウズ NT 4.0      ウインドウズ 2000      ウインドウズ XP    注意:ウインドウズ NT 3.51 は、OSを利用していないため未チェッ       クです。動作保証は致しかねます。ご利用になる場合は、時前に十分な動       作試験・確認を御願いします。    注意:ウインドウズNT4.0はワークステーション、2000及びXPはプロ       フェッショナルで動作検証を行っています。    注意:ウインドウズ95/98/MEには非対応です。       ウインドウズ95/98/MEは、BAKZをご利用下さい。   〇バックアップ対応機種    下記の機種でご利用戴けます。     ・PC−9821  (ウインドウズXP非対応)     ・AT互換機    動作確認は下記の機種・OSのうちから複数の組合わせで行いました。     ・動作試験用計算機      NEC  PC-9821Rv20 (Celeron 1400/933MHz)      ショップブランドAT互換機 Athlon XP 2000+     ・動作試験用OS      ウインドウズNT4.0 ワークステーション      ウインドウズ2000  プロフェッショナル      ウインドウズXP    プロフェッショナル (AT互換機)   〇対応ファイル型式      FAT16      FAT32    注意:NTFSにはBAKPを御利用下さい。       圧縮ドライブ、Raid等特殊なドライブは、非対応です。       FAT16/FAT32以外は、サポート対象外となります。    注意:2GBを越えるFAT16型式のドライブには対応しておりません。       2GBを越える場合は、FAT32型式をご利用下さい。 ●特徴   〇簡単設定    設定不要。バックアップ元と先のドライブ名を指定するだけ。   〇ロックされたファイル処理    OSがロックしたログファイルや設定ファイルなどをウインドウズ上から強制的    に読込む事が出来ます。(DOSに戻って複写する必要がありません)   〇簡単起動    ウインドウズのシステムも、BAKYした先ドライブから簡単に起動出来ます。   〇超高速バックアップ    更新バックアップ機能により、2回目以降はごく短時間でバックアップが完了し    ます。   〇バックアップ先     ・システムドライブのバックアップは、起動可能なハードディスクを推奨致し      ます。      説明:大容量HDDに取替えた折りの環境移行に利用出来ます。      説明:BAKZでは、MO等へのバックアップを推奨していましたが、HD         の単価が下がり、MOのメディアより1MB当りの単価が安い状況で         す。         また、MO等からHDへのリストア時にDOSのツールを利用         (VFXCOPYを推奨しています)するのですが、DOSの制限等         により、リストアが確実に出来る事を保証する事が出来なくなってい         ます。(ファイル数やサイズの巨大化、ディレクトリネスト深さ)         この様なシステム肥大化の現状では、高速で復旧の簡単なHDへの         バックアップを推奨とする事に致しました。      説明:CD−Rをバックアップ先にご利用になる場合は、別途公開している         BAKWをご利用下さい。     ・データドライブへのバックアップも、ハードディスクを推奨致します。   〇複数メディアへの対応    複数メディア(MO,ZIP,PD等)へのバックアップも対応しています。メ    ディァがフルでも次のメディァと交換するだけでよいので、システムの巨大化に    も対応します。    システムドライブをMO,ZIP,PDへBAKYした場合の注意       MO等にバックアップした場合、復旧時にバックアップしたデータをHD       に書戻す処理が必要になりますが、システムドライブではこの処理をFD       起動のDOS上で行う必要があります。       ウインドウズ95全盛の頃は、現行の様な巨大なシステムで無かったため       DOS上から復旧にそれほど問題は無かったのですが、現在のシステムは       非常に巨大となっており、DOS自体の制約から復旧が制限される事態も       発生しています。DOS自体の制約の為、アプリケーション側から逃れる       術がありません。       深いネストのフォルダ以下のファイル等については、ウインドウズ起動後       に再度複写する等の措置が必要となる場合や、処理が困難となる場合があ       ります。   〇バックアップ方式    オリジナルと同じ未圧縮状態でバックアップします。バックアップしたデータも    そのままアプリケーションから利用可能です。長いファイル名に完全に対応して    います。 ●制限事項及び説明   〇ドライブ容量    ドライブ容量は、FAT16で最大2GB、FAT32で最大1TB迄表示され    ます。なお、大きなサイズのHDは所有していない為、確かめる術は有りませ    ん。あくまで計算上ですのでご了承下さい。(注:1TBは、1,024GBです)   〇起動フロッピーが必要です。    ウインドウズ95/98/MEの起動フロッピーが必要です。    説明:ハードディスクをバックアップ先として利用し、MBR問題の自動解決機       能を有効にした場合は必須ではありませんが、なるべく用意しておく事を       お勧めします。    注意:OS・機種・BIOS等により対応可能なハードディスク容量やパーテー       ション容量等が異なりますので、ご注意下さい。   〇ファイルサイズ    BAKYは、単一のファイルを分割する機能を持っていません。    先ドライブメディアのサイズを越えるファイルは、BAKY出来ません。    映像(AVI)ファイル等の巨大ファイルをバックアップする場合、先ドライブ    の容量にご注意下さい。(元ドライブと同容量のHDDを利用する事をお勧めし    ます)    また、ウインドウズのFAT/FAT32ファイルシステムの制限の為、2GB    を超過するファィルについてはバックアップで支障が出る場合が有ります。   〇ボリウム名    ボリウム名は、BAKYが管理領域として利用していますので、保存する事は出    来ません。各自再設定して下さい。     ・ボリウム名は、BAKZとの互換性を維持するため、 BKZ で始る名前と      なっています。     ・ボリウム名に英数字及び日本語(半角カナ)を利用しています。      日本語対応のOSをご利用下さい。     ・BAKY.INIの設定によりボリウム名を使用しない事が出来ます。      詳細は、BAKY.INIを参照下さい。なお、この機能はウインドウズ・      ベテランを対象としております。サポート対象外となります。   〇ブートセクター等への書込    BAKYは、ファイル単位でバックアップを行いますので、マスターブートレ    コード及びパーテーションブートレコードへの書込は行っておりません。   〇CDR/RW    復旧時の問題等が有るため、先ドライブとして対象外とさせて頂きます。    CDR/RWをご利用になる場合は、別途公開しているBAKWを推奨致しま    す。   〇互換ファイル名    Windiws95以降では互換ファイル名/フォルダ名(以下互換ファイル名    と記載)は、OSが勝手に作成してしまいます。本バージョンでは、なるべくオ    リジナルの名称になるように動作致しますが、「絶対」と言うわけではありませ    んのでご了承下さい。    説明:互換フィル名は、ウインドウズが以下のような形で勝手に銘々します。         長いファイル名の例  Program Files         互換フィル名の例   PROGRA~1 ●利用方法   バックアップ先のメディアに応じて下記を参照下さい。なお、トラブル時の参考   等になりますので両方をお読み戴く事を推奨致します。   〇HDをバックアップ先として利用    HDをバックアップ先として利用する場合BAKYHD.TXTを参照下さい。   〇MO等をバックアップ先として利用    MO/PD/ZIP等をバックアップ先として利用する場合は、    BAKYMO.TXTをご参照下さい。 ●バージョンアップ   〇上書きインストール    バージョンアップが簡単に実施出来ます。余分なファィルが残る場合が有ります    が、BAKYの動作に問題は有りません。     ・新バージョンのBAKYをそのままインストールして下さい。   〇消去後インストール    消去後インストールすれば、余分なファイルが残る事は有りません。     ・既存のBAKYをアンインストール     ・計算機を再起動します     ・BAKYのフォルダが残存している場合は、削除して下さい。     ・新バージョンのBAKYをインストール ●アンインストール   アンインストール方法は下記のとおりです。   「マイコンピュータ」         をクリック   「コントロールパネル」        をクリック   「アプリケーションの追加と削除」   をクリック   「セットアップと削除」       をクリック   窓内で 「アンインストール BAKY」   をクリック   「追加と削除(R)」       をクリック   処理後ウインドウズを再起動して下さい。 (BAKY.TXT)