=====================               BAKZ 取扱説明書               =====================              for Windows 95, 98, ME BAKZ.EXE                                    Ver 4.05                                   2007/08/16                                 (c)Kuni ●BAKZとは  ウインドウズのシステムもデータも超高速で丸ごとバックアップするツールです。  ハードディスクは、絶対では有りません。転ばぬ先の杖、BAKZをご利用下さい。 ●特徴   〇簡単設定    設定不要。バックアップ元と先のドライブ名を指定するだけ。   〇ウインドウズのシステムもフロッピー起動で復旧が可能な形に「まるごとバック    アップ」します。(ウインドウズのシステムドライブを完全復旧可能です)   〇超高速バックアップ    更新バックアップ機能により、2回目以降はごく短時間でバックアップが完了し    ます。   〇バックアップ先    HD(推奨)やMO/PD/ZIP等が利用出来ます。    CD−Rをバックアップ先にご利用になる場合は、別途公開しているBAKX又    はBAKWをご利用下さい。   〇HDにバックアップ(推奨)    HDにバックアップすれば、システムドライブの瞬時復旧も可能です。    詳細は、「HDにBAKZするのも便利です」に記載して有りますので、必ず参    照して下さい。   〇複数メディアへの対応    一枚のメディアに収まらない場合は、複数のメディアに分割バックアップ。    将来のHD大容量化にも対応します。   〇大容量HDDに取替えた折りの環境移項にも利用出来ます。    詳細は、「HDにBAKZするのも便利です」に記載して有りますので、必ず参    照して下さい。   〇バックアップ方式    オリジナルと同じ未圧縮状態でバックアップします。バックアップしたデータも    そのままアプリケーションから利用可能です。長いファイル名に完全に対応して    います。   〇そのほかの便利な機能    詳細は、「パスワード設定後の拡張機能について」を参照して下さい。 ●制限事項   〇ドライブ容量    ドライブ容量は、FAT16で最大2GB、FAT32で最大1TB迄表示され    ます。なお、1TBのHDは所有していないので、確かめる術は有りません。あ    くまで計算上ですのでご了承下さい。(注:1TBは、1024GBです)   〇ファイルサイズ    BAKZは、単一のファイルを分割する機能を持っていません。    先ドライブメディアのサイズを越えるファイルは、BAKZ出来ません。   〇ボリウム名    ボリウム名は、BAKZが管理領域として利用していますので、保存する事は出    来ません。各自再設定して下さい。(ボリウム名に日本語を利用しています)   〇ブートセクター    BAKZは、ファイル単位でバックアップを行いますので、ブートセクターの読    込及び書込は行っておりません。   〇CDR/RW    復旧時の問題等が有るため、先ドライブとして対象外とさせて頂きます。どうし    てもと言う方は、「参考」を参照して下さい。    CDR/RW関連するサポートは行いませんので、ご了承下さい。   〇長いフォルダ名    BAKZ処理は、Win上で行いますので全く問題有りません。    MO/ZIP等にバックアップしたシステムドライブの復旧はDOS上で行うの    ですが、そのDOSには、フォルダ名の長さに64バイトと言う制限が有りま    す。この制限はOSの制限ですので、当プログラムで推奨している    VFXCOPY.EXEでも復旧する事は出来ません。    長いフォルダ名の下に格納されたファイルは、Windows復活後にマイコン    ピュータ等で複写して下さい。    注意:なお、この64バイトと言うDOSの制限は、短いファイル名での長さで       す。長いファイル名の長さは関係有りません。    例: C:\Program Files\Hoge Hoge\Data Files\Music Data\Sound Files\       と言うフォルダ名は、通常DOS上では以下の様に認識されます。       C:\PROGRA~1\HOGEHOGE\DATAFI~1\MUSICD~1\SOUNDF~1\       ここでC:を除いた部分がフォルダ名ですのでこの場合は46バイトとな       ります。    注意:あまりにも、深いネストのフォルダ名はDOSから見えない等色々と制限       が有ります。何事も「ほどほど」が良いようです。    参考:README.TXTの「●MO/PDへのBAKZ」・「〇推奨ドライ       ブの変更について」も参照下さい。   〇互換ファイル名    Windiws95以降では互換ファイル名は、OSが勝手に作成してしまいま    す。Ver4.xx以降では、メモリ利用効率向上のため(2〜3倍)互換ファ    イル名に対する処理を行わない仕様としました。互換ファィル名をオリジナルと    完全に同一とする事は出来ませんのでご了承下さい。    今時のソフトでは(DOSの対応を主な目的とする物を除いて)、互換ファイル    名を要求する様なウインドウズ3.1時台の呪縛を引きずっている物は殆ど無い    と思います。 ●バックアップ対応OS   〇Windows 95      対応確認済   〇Windows 98      対応確認済   〇Windows ME      対応確認済     ・HDへBAKZする場合は、「●HDへのBAKZ方法」を事前参照下さ      い。     ・MO等のリムーバブルメディアにBAKZする場合は、Win95/98      と同様な方法でOKです。   〇Windows NT(FAT) 対応確認済 (サポート対象外)     ・BAKZによるバックアップ及び復旧の実施をしました。HPに掲載して有      りますので、参照下さい。    http://bakw.sub.jp/help/     ・NTでのBAKZの利用には制限や手間がかかります。      なるべくBAKYをご利用下さい。   〇非対応OS       上記以外のOS ●バックアップの説明で用いる用語   〇BAKZする    BAKZを利用してバックアップを実施する。   〇元ドライブ    BAKZを実施する、保存元のドライブ。   〇先ドライブ    BAKZでドライブ内容を保存する先のドライブ。   〇メディア    先ドライブに利用する交換可能記録媒体。    MO,PD,Zip等の大容量交換可能記録媒体を推奨(データドライブ)。    FD等の小容量記録媒体は、お勧め出来ません。   〇GUI    ウインドウズ等の画像を利用した操作環境。(グラフィック・ユーザ・インター    フェイス)   〇システムドライブ/起動ドライブ    ウインドウズをインストールしているドライブ。    通常  AT互換機は、 C:        PC9821は、A:    となります。    システムドライブは、ウインドウズが書込保護を行っているファイルが多数有る    ため、GUI上からは復旧出来ません。かならず、FD起動で復旧を行って下さ    い。 ●利用方法   この項目は、MO等のリムーバブルメディアにBAKZする事を想定して記載して   有ります。BAKZ先にHDを利用する場合は、この説明のほか「HDにBAKZ   するのも便利です」を参照して下さい。   A.先ドライブ用のメディアを必要枚数初期化して準備します。     初期化しなくとも、BAKZ必要ファイル以外は全て自動消去されますが、メ     ディアの検査も兼ねて初期化する事をお勧めします。   B.そのメディアのラベルに元ドライブ名を書込ます。     メディアの順番を間違わないために1からの番号も書込みます。   C.OS(Win95/98/ME/NT)以外のアプリケーション等を全て終了     します。特にバックグランドで動作の「ウィルス検索ソフト」については注意     して下さい。通常の手段で終了出来ないアプリケーションは、     CTRL+ALT(GRPH)+DELキーで表示される一覧から選択し終了     して下さい。   D.1番目のメディアを挿入します。   E.BAKZを起動。   F.入力用枠が出ますので、左側に元ドライブ、右側に先ドライブ名をメニューか     ら選択して下さい。   G.「確認」をクリックします。   H.元ドライブ及び先ドライブの情報が表示されますので、よければ「実行」をク     リック、まずい場合は「戻る」又は「終了」をクリックします。   I.処理が終了するまで、メディアを順番に挿入します。   J.更新BAKZ(2回目以降のBAKZ)を実施する場合は、「C」から実行し     ます。   K.C〜Jが全て完了した時点で終了です。     希に以下のメッセージが出る場合が有ります。該当のファイルが不要なファイ     ルの場合は無視してOKですが、必要なファイルの場合はOSを終了しFD起     動のDOS上から該当するファイルを複写して下さい。     ファイル名を忘れない様メモする事をお勧めします。     ・−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−・     | ・BAKZ.EXE は、ファイルの読込に失敗しました。     |     | ・ファイルが、ウインドウズ又はアプリケーションで既に使用中の為、 |     |  共有違反となっているものと思われます。     |     | ・ウインスドウズのスワップファイルや一時ファイルの場合は、複写出 |     |  来なくとも差支え有りません。          |     | ・それ以外のファイルの場合は、全てのアプリケーションを終了  |     |  後、再度 BAKZ.EXE を起動して下さい。      | | ・アプリケーションの終了によってもロックが解除出来ない | |  場合は処理を継続し、BAKZ終了後OSも終了。FD起動 | |  のDOSモード上で別途複写する必要があります。  | |  (WinNTの NTUSER.DAT default SAM SECURITY 等) |     ・−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−・     ・−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−・ |xxxxのxxに失敗しました。                | |このxxxxがシステムの復元関係(_RESTORE)等バックアップ上xx| |xxx問題無いxxxxの場合は、処理を継続する事が出来ます。 | |参考 | |  ・復元関係のxxxx                   | |   ウンイドウズMEをご利用の場合は、先ドライブをリムーバブ| |   ルに設定する事をお勧めします。(取扱説明書参照) | |  ・その他のxxxx | |   このxxxxをロックしているプログラムを停止して下さい。| | | |処理を継続しますか?  |     ・−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−・ ●BAKZ時の注意   〇複数枚のメディアにBAKZする場合の注意    時間切れ等の理由でBAKZを強制終了した場合でも、BAKZの再起動時は必    ず1枚目のメディアから挿入して下さい。そうしないと、1枚目に入っている事    を「知らない」BAKZが2枚目以降に1枚目と同じファイルを再度複写してし    まいます。   〇強制停止は安全です。    BAKZ処理中に「強制停止」ボタンを押すと処理を強制的に停止します。強制    停止は、現在処理中のファイルが完了した時点で停止措置を実施しますので、安    全に停止出来ます。    時間の取れるときに1枚目から再度BAKZを実施して下さい。次回は、更新    BAKZが有効になります。    注意:強制停止後、「終了」ボタンが表示される迄暫くそのままお待ち下さい。       ディスクへの書込が終了したら、その「終了」ボタンを押して下さい。   〇残りファイル数が総数を超過する    処理の都合で同一ファイルを2度複写する場合が有ります。そのため、加算カウ    ンタが総数を超過するものです。 ●復旧ディスクの準備 (DOS環境)  HD以外へBAKZする場合に必要です。   〇DOS上からの長いファイル名の復旧ツール    WindowsのGUIが立ち上がらない状態(DOS7相当)でロングファイ    ルネームを複写するツールを利用しますが、ここでは、私が使用した中で最も使    いやすかったVFXCOPY.EXEを推奨します。   〇ウインドウズのシステムが破壊された場合は、FDからシステムを立ち上げて復    旧する必要が有りますが、その為の復旧ディスクを準備しておいて下さい。    転ばぬ先の杖です。忘れずに!!   〇復旧ディスクは、ウインドウズが正常に起動しない場合に利用するために準備し    ます。フロッピーディスクから起動する事になりますが、容量に限りがあるた    め、皆様がお使いのウンイドウズのGUIを持った巨大なOSを入れる訳にはい    きません。    フロッピーディスク起動で利用出来るのは、ウインドウズのMS−DOSモード    のみとなります。ウインドウズがこれだけ幅を利かせていても、最後の頼りは    MS−DOSなのです。    MS−DOSはウインドウズと異なりマウスでクリックと言うわけにはいきませ    ん。MS−DOSプロンプト A:\> 等からコマンドをキーボードに打込んで操作    する事になります。また、自動的に各種機器を認識する訳にはいかないので    CONFIG.SYS、AUTOEXEC.BATを編集する知識が必要となります。初心者にとっては    やっかいですが、頑張って設定して下さい。編集には、エディタを利用して、    CONFIG.SYS を編集しますが、エディタをお持ちでない場合はWin95/98    に付属している EDIT.EXE をご利用下さい。    MS−DOSの入門書等を一冊、手元においておくと便利です。   〇CONFIG.SYSの設定がうまく行かない方は、HDにBAKZする事をお    勧めします。これですと、復旧ディスクも不要ですし、復旧するのも簡単です。    詳細は、「HDにBAKZするのも便利です」を参照して下さい。  A.マイコンピュータ、コントロールパネル、アプリケーションの追加と削除、起動    ディスクと順にたどりシステムフロッピーを作成します。  B.外付けのMO等がデバイスドライバを必要とする場合は、その設定を行って下さ    い。PCカード経由のMOを復旧に利用する場合等は、必須となります。    デバイスドライバの設定についてお問い合せを受けるのですが、私の所有してい    ない計算機の事をお答するのは不可能です。メーカーのサポート等にお問い合わ    せください。  C.FDからの起動時に、復旧に利用するドライブ(HD, MO, PD, Zip 等)が認識さ    れるか、確認して下さい。SCSIボードやMOドライブ付属のドライバを設定    する必要が有ります。  D.フリーメモリの確保    VFXCOPY.EXE 利用時にメモリ不足にならない様、CONFIG.SYS の設定を行って下    さい。トラブル防止のため、VFXCOPY.EXE の推奨する500KBを、確保する様    にして下さい。フリーメモリエリアは、CHKDSK.EXE で確認出来ます。  E.VFXCOPY.EXEの準備    VFXCOPY.EXE で復旧をする場合は、VFXCOPY.EXE と、BV.BAT をそのFDに複写    して下さい。    VFXCOPY.EXE は、以下の所から入手可能です。      アーカイブ名 VFTO****.LZH (Ver1.29 が最新の様です。2000/08 確認)      図書     PACK For WIN GOLD 1999 前期版 (後期版には有りません)             発行:株式会社ベクター             発売:株式会社アクセラ              CD #12 \DOS\UTIL\FILE\      インタネット 株式会社:ベクターのホームページ              http://www.vector.co.jp/             私のホームページ              http://bakw.sub.jp/              http://www.vector.co.jp/authors/VA006041/    BV.BAT      本プログラムに同梱されています。 ●BAKZRについて  (データドライブ専用)   BAKZRは、BAKZでバックアップされたデータを復旧する為のプログラムで   す。このプログラムは、復旧ドライブ名の設定等を行った後、Windowsに標   準で付属している XCOPY32 を呼出してリストアを行います。   Windows95/98が正常にインストールされていれば問題ないはずです   が、XCOPY32へのパスが通っていないと復旧出来ませんのでご注意下さい。   通常、XCOPY32は、     AT互換機:     C:¥WINDOWS¥COMMAND¥     PC9801/21: A:¥WINDOWS¥COMMAND¥   にインストールされています。   注意:BAKZRは、データドライブの復旧用です。Windowsを起動したシ      ステムドライブの復旧には利用出来ません。   注意:WindowsMEのデータドライブを復旧する折りには、復旧先のHD      (BAKZRで複写される側)リムーバブルドライブにセットして下さい。      _RESTORE 関係のファイルのトラブル防止の為です。 ●参考   〇640MB以上のMO    640MB以上のMOは、ちと事情が有る為(詳細は各自参考書等で調べて下さ    い)DOS上で利用する場合、640MBのMOに対応したドライバをインス    トールする必要が有ります。    640/1300MBを読めないと言う方は、ドライブメーカ又はSCSIボー    ドメーカーのサポートにお問い合せ頂き、対応したDOS用のドライバを入手し    て下さい。    しかしながら、DOS用のドライバを添付されていないと言う不親切なメーカー    も有るようです。残念ですが、その様なMOを購入した場合、システムドライブ    のバックアップには540MB以下のMOを利用するしかありません。    注:MOに添付されていなくとも、ドライブ/OEM/SCSIボードメーカの      ホームページにドライバがUPされている例が結構有る様です。諦める前に      もう一度捜してみて下さい。   〇CONFIG.SYS    以下に計算機復旧用FDのCONFIG.SYSを記載しました。    なお私のホームページ(http://bakw.sub.jp/)の「オンラインソフト解説書」の    「FD起動でMO等を認識させるCONFIG.SYSのサンプルです。」にも皆さんから    お教えいただいた数多くのCONFIG.SYSを掲載しておりますので、そち    らも参考にして下さい。     ・ソーテック    MPS400b      アダプテック   AHA2940AU      640対応状況  最新版の ASPIDISK.SYS なら対応       DEVICE   = HIMEM.SYS       DEVICE   = EMM386.EXE RAM       DEVICEHIGH = BILING.SYS       DEVICEHIGH = JFONT.SYS /MSG=OFF       DEVICEHIGH = JDISP.SYS HS=LC       DEVICEHIGH = JKEYB.SYS /106 JKEYBRD.SYS       DEVICEHIGH = ANSI.SYS       DEVICE   = ASPI8DOS.SYS /D       DEVICE   = ASPIDISK.SYS /D       FILES   = 10       BUFFERS  = 10       DOS    = HIGH,UMB       LASTDRIVE = Z     ・NEC      PC9821V13S7      NEC      PC9821−B02L(AHA2940のOEM)      640対応状況  非対応/専用ドライバをインストールする必要有       DEVICE   = HIMEM.SYS       DEVICE   = EMM386.EXE RAM /UMB /HIGHSCAN /DPMI       DOS    = HIGH,UMB       LASTDRIVE = Z     ・富士通      FMV      I/Oデータ   MOF−AB640H(ATAPI)      640対応状況  I/Oデータ社の modisk.sys で対応       Files   = 50       Buffers  = 30       device   = himem.sys       device   = EMM386.EXE RAM       device   = ataspi.exe       device   = modisk.sys       devicehigh = biling.sys       devicehigh = jfont.sys /p=a:       devicehigh = jdisp.sys       devicehigh = jkeyb.sys /106 jkeybrd.sys       devicehigh = kkcfunc.sys       devicehigh = ansi.sys       dos    = HIGH,UMB     ・注意      640MBのMOを利用する場合は前記「640MBのMOについて」を参      照して下さい。   〇CDR/CDRW    CDR/CDRWをBAKZ先ドライブに使う場合の問題点について。    CDは特殊な記録方式のため、ロングファイルネームのDOSからの復旧が困難    と思われます。一応、本プログラムでは非対応とさせて頂きますが、どうしても    CDR/CDRWを先ドライブとしてご利用になりたい方は、自己責任でお願い    します。その場合下記を参考にして下さい。なお、CDRやCDRWに関連する    サポートは行いませんので、ご了承下さい。     参考:CDRを利用して書込試験をしてみました。        環境          OS  MICROSOFT Windows 95 4.00.950a         SOFT ADAPTEC  DIRECT-CD  1.01         PC  NEC    PC-9821   V13/S7R         CDR  I・O DATA  CD-TX412  1.0N   TEAC CDR55S OEM     ・書込は順調に完了致しました。     ・Win上からは問題なく読込みが出来ます。     ・DIRECT−CD作成のCDをDOS上からは利用出来ませんでした。     ・「CD取出し時に通常のCDで読めるようにする」と設定すると、ファイル      が全て読込み専用属性になってしまい、それまでの「ファイル属性」が失わ      れてしまいます。     結論:システムドライブ以外のドライブには利用出来るかも知れません?        その場合は、CDはDIRECT−CD環境下で読込むことにして、通        常のCDROMで読めるようにすると言うオプションは外して置いて下        さい。(ファイル属性保護の為)    なお、CDR/CDRWを元ドライブとしてご利用になる場合は、全く問題有り    ません。(CDを230MO等に分割複写する等に、利用出来ます) ●HDにBAKZするのも便利です   〇お持ちのHDと同サイズのHDを入手し、それにBAKZすると言う方法をとら    れている方がいらっしゃいます。    参考:大きなサイズのHDをBAKZ先に利用する場合は、元ドライブと同容量       のドライブと残りサイズのドライブの2つのパーテーションに分けて利用       して下さい。    参考:大容量HDへの移行手段として、BAKZを利用する場合はサイズを気に       する必要はありません。また、FAT16=>FAT32等もOKですの       で、HDサイズを自由に選択できます。    注意:HDは、起動可能なドライブとして取付けて下さい。USBやIEEE等       等起動不可能ドライブの場合は、せっかくの瞬時復旧機能が利用出来ませ       ん。起動出来ないのですから・・当然ですが。       IDEのプライマリマスターに元ドライブ、スレイブに先ドライブと言う       構成を推奨致します。   〇起動HDにトラブルが起きた時点で、HDの主ドライブと副ドライブのジャン    パーピンを逆転させ、BAKZしたドライブから起動させます。    ジャンパーピンを入替えるだけで復旧完了です。BIOS上で起動ドライブを設    定出来る機種の場合は、秒速復旧?も可能です。   〇全く復旧の手間無しで、アッという間に通常環境にカムバック出来、(2つのド    ライブのマスターとスレイブを入替えるだけでトラブル前の環境で起動出来ま    す)HDの高速性故に毎日のBAKZも快適です。   〇起動FDでMOを認識出来ない環境の方や、バックアップをする費用を節約した    いと言う方などにお勧めします。   〇この方法をとる場合、BAKZ先ドライブからも起動出来るように、システムを    転送しておく必要が有ります。 ●HDへのBAKZ方法  注意:WinNTをご利用の場合は、私のホームページにバックアップ試験をした経     過を掲載しましたので参照下さい。     http://bakw.sub.jp/help/  以下の説明は、AT互換機でBAKZ用の新たなHDを購入し、そのHDにBAKZ  (Winを起動出来るように)するを対象に説明して有ります。PC9821シリー  ズをお使いの方、既存ドライブを利用する方、特殊な環境でC:ドライブ以外にOS  をインストールしている場合等は、ご利用の環境に読替えて下さい。  以下は、       オリジナル・ドライブが     C:       増設ドライブ(新ドライブ)が  D:  となる場合の説明です。  緊急時は、HDのマスターとスレイブを逆転させて、増設ドライブをC:として起動  する事が出来ます。  「システムドライブ復旧手順書」にも初期化方法を記載していますので、そちらも参  照して下さい。   〇新HDの初期化     1.新HDドライブ(BAKZ複写先ドライブ)のみを、暫定的にマスターに       して取付けます。     2.新HDドライブ以外の全てのHDドライブを取外します。(必須)     3.BIOSに新ドライブを認識させます。     4.Winで作成した起動FDから起動し、新ドライブに基本領域を確保しま       す。基本領域は、取外したオリジナルHDのC:ドライブより大きな容量       を確保します。       説明:オリジナルより小さいと、容量不足でBAKZ出来ない事が有りま          す。       ここで設定した領域がとりあえずC:ドライブとなります。(最終的には       D:ドライブとなります)     5.FDISK上で起動ドライブとして設定して下さい。ドライブがアクティ       ブ(A)になっていればOKです。アクティブになっていないと起動出来ま       せんのでこの操作を忘れずに!     6.パソコンをリセット(電源断・多少待ってから・電源入)し、FDから再       起動します。     7.新ドライブをFORMATします。        A:\>FORMAT C:       ボリウム名を聞かれた場合は、そのままリターンして下さい。     8.マスターブートレコードを書込みます。        A:\>FDISK /MBR     9.システムを転送します。[WinMEでは不要]       注意:この項目は、WinMEでは実行出来ません。他のOSでのみ実施          して下さい。        A:\>SYS C:    10.FDを抜き、システムを転送したHDからDOSレベルのWindows       が起動する事を確認して下さい。       起動しない場合は、何らかのミスが有ります。再度確認をして下さい。       注意:この項目は、WinMEでは実行出来ません。他のOSでのみ実施          して下さい。    11.電源を切り、オリジナルのHDをマスターに、新たなHDをスレーブ設定       に変更して計算機に再取付けします。       参考:新ドライブ・マスター設定をスレーブに変更するのを忘れないよう          にして下さい。    12.BIOSを設定しなおし、新環境を認識させます。    13.オリジナルのHDドライブ(C:)からWindowsを起動します。       新ドライブがD:として認識されていれば成功です。   〇BAKZ開始前の準備     1.リムーバブルの設定  [WinMEのみ必要]       説明:BAKZ先ドライブをリムーバブルHDDとして認識させます。       注意:この項目は、WinMEでのみ必要です。他のOSではこの設定は          行わないで下さい。       ・デスクトップのマイコンピュータ右クリック       ・プロパティ左クリック       ・デバイスマネージャータブを左クリック       ・ディスクドライブを左ダブルクリック       △復旧先のドライブを左クリック       ・左下のプロパティを左クリック       ・設定タブを左クリック       ・現在のドライブ欄に復旧先のドライブ名が有ることを確認        該当するドライブが無い場合は、他のドライブで△の所からやり直して        下さい。       ▼リムーバブルの所にチェックマークを入れる       ・OK・OK・・・として、計算機を再起動して下さい。       ・再起動後、デスクトップのマイコンピュータを左ダブルクリックし、        復旧先ドライブがリムーバブルドライブと表示されているか確認して下        さい。     2.リムーバブルからの戻し方法       ・上記手順で▼のリムーバブル欄のチェックを外して下さい。   〇BAKZ開始     1.BAKZでドライブを丸ごと新ドライブに複写します。       注意:オリジナル=>新ドライブへBAKZを行って下さい。          上記構成例では、C:=>D:です。       注意:先ドライブは完全に元ドライブと同じになります。重要なデータの          入った既存ドライブにBAKZしてしまうと悲惨な事になります。          十分に注意して下さい。     2.詳細は、「●利用方法」を参考にして下さい。 ●バージョンアップ   〇上書きインストール    既存のBAKZのバージョンが3.xx(正式版)以降の場合、新バージョンを    そのままインストールして下さい。    注意:登録ユーザの方       ID及びパスワードはバージョンアップ時に継承されますが、新バージョ       ンのBAKZ起動後再入力し、BAKZ.INIを更新する事をお勧めし       ます。   〇消去後インストール    上書きインストールでは、多少ゴミファイルが残る場合が有ります。    動作に支障はありませんが、気になる方はアンインストールを実施してからイン    ストールを行って下さい。     ・既存のBAKZをアンインストール     ・計算機を再起動します     ・新バージョンのBAKZをインストール    注意:登録ユーザの方       ID及びパスワードは継承されません。       インストール後、IDおよびパスワードを再入力して下さい。 ●アンインストール   アンインストール方法は下記のとおりです。   「マイコンピュータ」         をクリック   「コントロールパネル」        をクリック   「アプリケーションの追加と削除」   をクリック   「セットアップと削除」       をクリック   窓内で 「アンインストール BAKZ」   をクリック   「追加と削除(R)」       をクリック   処理後Windowsを再起動して下さい。 ●このソフトウェアの取扱いについて   〇個人がご家庭で利用する場合     ・フリーウェア 登録を希望しない方。     ・シェアウェア 登録を希望する方。      拡張機能を利用するための、パスワードをを送付させて頂きます。   〇企業団体等、個人以外で利用される場合     ・シェアウェア      拡張機能を利用するための、パスワードをを送付させて頂きます。   〇詳細及びパスワードの設定方法等は、シェアウェア説明書を参照下さい。 ●パスワード設定後の拡張機能について   〇拡張機能    パスワード設定後自動的に有効になる拡張機能     ・起動時のメッセージボックス回避     ・ウィンドウズのスワップファイルを自動回避      ウインドウズのスワップファイルをBAKZ対象外とします。     ・BAKZの必要のないテンポラリファイル、bakファイル回避      *.BAK *.TMP *.TEMP をBAKZ対象外とします。     ・インターネット用キャッシュファイル回避      CACHE, Temporary Internet Files 等のフォルダに有るインターネット      キャッシュァイルをBAKZ対象外とします。     ・エラーログ作成機能      簡易ログをBAKZインストールフォルダに作成します。   〇エキスパート機能    各自自由に設定が可能な拡張機能    エキスパート機能は、Windowsベテランの方を対象に設計された機能で    す。この機能についてのお問い合せは、お受けしておりません。修正方法が解ら    ない等の初心者の方は、修正は行わずそのままご利用下さい。    BAKZ.INIは、パスワード設定後BAKZをインストールしたフォルダに    作成されます。詳細は、BAKZ.INIに記載して有りますので、それを参照    して下さい。必要に応じて、エディタ等で編集して下さい。    (複数の環境設定を利用している場合はBAKZ_01.INI等となります)     ・ネットワークドライブへのBAKZ      MO等の接続されていない計算機からネットワークに接続されたドライブに      BAKZを実施出来るようになります。(NET=YES)      この機能実施時は、一部の機能が制限されます。     ・ボリウムラベル      BAKWは、先ドライブのボリウムラベルを管理領域として利用しますが、      管理領域を利用しない事を設定出来ます。(NET=ALL)     ・ビープ音のON/OFF指定      BAKZ動作時、一部のBEEP音をON/OFFします。(SND=ON or OFF)     ・保存ドライブの指定      BAKZ先ドライブを固定して利用する場合に便利です。(DST=E 等)     ・BAKZ先メディアから元ドライブを自動的にGET      前記「保存ドライブの指定」設定して有る場合、元ドライブを保存ドライブ      のボリウムレーベルから検出し、自動的に設定します。      メディアを挿入後BAKZを起動した場合有効になります。     ・BAKZ不要フォルダ指定      一時ファイル等のBAKZ不要なフォルダを指定出来ます。(DIR=TEMP 等)     ・BAKZ不要拡張子指定機能      BAKZ不要拡張子(*.BAK等)を指定してBAKZ対象外とします。 (EXT=TMP 等)     ・BAKZ不要ファイル名指定機能      BAKZ不要なファイルを指定してBAKZ対象外とします。 (FIL=WIN386.SWP 等)   〇複数の環境設定ファイル    環境設定ファイルを複数作成して、各々別々の環境でBAKZを利用出来ます。    複数の先ドライブや、ドライブ毎にBAKZ不要ファイルが異なる等の場合に便    利な機能です。     ・利用方法は、起動ショートカットのリンク先・コマンドラインを修正し、オ      プション /INI=1 を追記します。数字は、1から8迄、オプション無しを      含めて、合計9通りの環境が利用出来ます。      オプション1を利用する例: "C:\Program Files\BAKZ\BAKZ.EXE" /INI=1      オプション5を利用する例: "C:\Program Files\BAKZ\BAKZ.EXE" /INI=5      オプション無しの例: "C:\Program Files\BAKZ\BAKZ.EXE"     ・起動後、IDとパスワードを入力して下さい。      パスワード入力後、BAKZを終了し、エディタ等で環境設定ファイルを編      集してご利用下さい。 (BAKZ_01.INI 〜 BAKZ_08.INI)     ・この機能は、エキスパートユーザ用の拡張機能です。Windiows初心      者の方は、利用しないで下さい。     ・また、この機能に関するサポートは行いませんのでご了承下さい。 ●注意その他   〇ホームページを参照下さい    最新版・動作状況・問題が発生した場合のアナウンスを私のホームページ上で行    います。また、本ソフトをご利用頂いた方の動作状況や問題点等を記載頂く、    BBSも有りますのでご参照下るよう御願いいたします。   〇このテキストと、ヘルプその他に差異が有る場合は、この BAKZ.TXT 記載事項に    よって利用して下さい。   〇掲載図書    BAKZを以下の図書(CD)で掲載して頂きました。     ・アスキー      インターネットアスキー      ASCII DOS/V ISSUE      ウインドウズ・パワー      ウインドウズ・パワー2001デラックス      TECH WIN      ASCIISUPERPACK10000     ・ソフトバンク      ピーシー・コンピューティング      PC Japan     ・ベクター      PACK for WIN     ・毎日コミニケーションズ      Touch PC      PC SYTLE 21     ・祥伝社      誰でも使えるオンラインソフト2000     ・宝島社      使えるオンラインソフト1000本      遊ぶDVD&CD−ROM     ・窓の社      パソコンデビューお助けソフトガイド    その他多数の図書で紹介頂きました。どうも有難うございます。   〇お礼    皆様にお礼申上げます     ・皆様から多数の励ましやレポート等を頂きました。      どうもありがとうございます。私にとっとは、それらがソフトウェア作成の      励みになっています。引続き皆様の応援を宜しくお願いします。     ・FreeInst.exeを利用させていただきました          桐井裕司氏     ・Lha32.exe、UNLHA32.DLLを利用させていただきました   take氏、Micco氏     ・VFXCOPY.EXE を作製・公開して頂きました           KAZU.M 氏     ・BAKZ 作成にあたって、アドバイスを頂きました      冨山氏、千田氏     ・LAN動作試験用の機材を提供頂きました            茂木氏   〇責任回避     ・制作者及び配布者は本プログラムによって生じた全ての障害、予期しない結      果等に対して一切責任を負いません。      本プログラムが確実に動作する事を保証する事も出来ません。      本プログラムに瑕疵が有る場合も同様に責任及び保証する事は出来ません。     ・本プログラムに欠陥が発見された場合は、改善に努力致しますがそれをお約      束する事は出来ません。     ・この件に関して異議の有る方は、本プログラムの利用を禁止します。また、      直ちに本プログラムを廃棄して下さい。   〇著作権について    著作権者: Kuni 関口 和徳    本プログラムは、フリーウェア/シェァウェアとして著作権を主張致します。    シェアウェアとして取得された、ID及びパスワードの再配布や公表はお断りし    ます。   〇配布について    起動時に試用・再配布禁止等標示されるものは、再配布禁止です。    その他のリリース版については、以下のとおりとします。     ・お友達にFDをコピーする等、完全に無償で再配布する場合は、連絡不要で      す。     ・図書の付録やインターネット等の電子媒体への転載は、事前連絡を御願いし      ます。その他の場合も事前にお問い合せ下さい。     ・有償での再配布は、事前にご連絡下さい。     ・再配布は、元の圧縮ファィルのままでお願いします。     ・再配布時は、未保証で有ることを明示して下さい。    参考:連絡用メイルアドレスは、以下のホームページに記載しています。         http://hp.vector.co.jp/authors/VA006041/adress/adress.htm         http://bakw.sub.jp/adress/adress.htm   〇原則として、DISKサービス等はいたしておりません。ソフトの入手は、通信    回線等をご利用下さい。無断で送られたSASEのメディア等は、勝手ながら寄    付物とみなさせて頂きます。   〇開発環境     ・開発用      NEC PC−9821Ra20   セレロン 1300(866MHz)     ・動作試験用      NEC PC−9821Xa200  K6−2−400      ショップブランド          アスロン XP 2000+      富士通 FMV DISKPOWER SIX      ペンティアム II 400MHz     ・コンパイラ      WatcomC/C++ 10.5 ●連絡先 (電話不可)   〇BBS    BAKV/W/X/Y/Z落書帳 http://bakw.sub.jp/ を開設しております。    下記事項等に、ご利用下さい。     ・技術的なお問い合わせ     ・使用方法等     ・アドバイス     ・レポート     ・トラブル    注意:登録関係は、パスワードや氏名等個人情報が含まれます。       BBSは利用せず、電子メイルで御願いします。   〇電子メイル    下記事項で連絡が必用となった場合は、メイルでご連絡下さい。     ・シェアウェア銀行振込登録連絡先     ・登録に関するお問い合せ     ・登録のトラブルが発生した場合     ・図書付録CD等への同梱の連絡     ・お返事の不要な「アドバイス」・「レポート」等    参考:連絡用メイルアドレスは、以下のホームページに記載しています。         http://hp.vector.co.jp/authors/VA006041/adress/adress.htm         http://bakw.sub.jp/adress/adress.htm    注意:上記以外の、利用方法等「技術的問い合せ」については、BBSへ御願い       します。    注意:ベクターのシェアレジでの登録トラブルは、このメイルアドレスでなく、       シェアレジにお問い合せ下さい。   〇最新版ソフトダウンロード先    http://bakw.sub.jp/    http://www.vector.co.jp/authors/VA006041/ (BAKZ.TXT)