DOSとWinのブート (c)Kuni 2001/02 転載禁止 MS−DOSとWindowsのディユアルブート環境の復旧試験をしてみました。 以下の方法で無事両方ブート出来る事を確認しましたので、参考にして下さい。 試験環境  計算機 PC−9821  OS  MS−DOS 6.2      Windows 95 復旧方法  1.MS−DOSのFDで起動し、HDを初期化しシステムを転送します。    注意:初期化は必須です。  2.FDを抜いて、MS−DOSが起動するかどうか確認して下さい。    起動さえすればOKです。  3.ファイルツール等を利用してHDの下記ファイルをリネームします。    (下記ファイルはシステム秘密属性ですので、ファイルツール(FDやFILMTN等)     を利用出来ない場合は、DOSのATTRIBコマンド等を併用する必要が有     ります。本説明書は、ファイルツールやDOSコマンドの解説書では有りませ     んので、それらの説明は割愛させて頂きます)     オリジナル名         改名後     IO.SYS      => IO.DOS     MSDOS.SYS   => MSDOS.DOS     COMMAND.COM => COMMAND.DOS  4.WindowsのFDから起動してシステムを転送します。    注意:システムを転送するだけです。初期化してはいけません。  5.FDを抜いて、WindowsのDOSモードが起動するか確認して下さい。    起動すればOKです。  6.BAKX/BAKZで保存したバックアップから復旧を開始して下さい。 説明:これで復旧する筈ですが、BAKX/BAKZ利用時に下記2ファィル     I0.DOS     MSDOS.DOS    をバックアップ除外ファイルとして設定しておくとさらに確実な復旧が期待出来    ます。