2002/12/22     USB接続のHDDへのBAKY(Windows XP) (c)Kuni 転載不可 ●はじめに   ・責任回避    各自の責任の元にご確認下さい。    以下の事項を実施し、トラブルが発生した場合、一切保証は出来ません。    私に瑕疵が有る場合も同様に保証出来ません。    利用に当っては、安全な環境で十分ご注意下さる様御願いします。   ・最近は、リーズナブルな価格の外つけHDDはUSBの物が多くなってきまし    た。その中でもUSB2は接続が高速で、活線接続/切離が出来る等とても便利    です。    このUSB−HDDを先ドライブとして利用しBAKYを行うテストを実施しま    した。その様な環境をお持ちの方は、参考にされて下さい。 ●利用に当って  利用に当って、   ・ウインドウズXPの操作が自力で行えること。   ・NTSS(私のHPのテストページ及びベクターからダウンロード可)の取扱説    明書を熟読し、その操作方法等を理解していること。  が必要となります。  また、   ・USB−HDDの記録形式が、内蔵ATAPI−HDDと完全互換  の物で有る必要があります。非互換の場合、下記方法は利用出来ません。    注意:NTSSは試用版です。トラブルに対する保証は一切有りません。利用に       当っては十分ご注意下さい。 ●試験環境   以下の環境で試験を行いました。異なる環境の場合は、それなりに読替えてご利用  下さい。   なお、USB−HDDの記録方式が、標準のATAPIと異なる場合、以下の方法  が利用出来ません。   ・計算機   ショップブランド アスロン2000XP+          USB      IOデータ社 USB2−PCI   ・OS    ウインドウズ   XP プロフェッショナル   ・元HDD  種別       SCSI          ID       2          パーテーション  ウインドウズXPは第一パーテーション          ファイルシステム FAT32   ・先HDD  種別       USB−HDD                   内部はATAPI−HDD          USB変換    IOデータ社(挑戦者シリーズ)                   SOTO−iU          内部HDD    シーゲート社 U−ATAPI 20GB          パーテーション  分割無し、シングルパーテーションで利用          ファイルシステム FAT32   ・試験したBAKYのバージョン 1.15 ●動作試験   (下記記載事項は、USB対応の他OSでもほぼ同様に可能と思われます)   1.初期化     ディスクアドミニストレータで先ドライブ(USB−HDD)を初期化しま     す。     初期化形式はFAT32を選択します。     説明:32GB以上のHDは、WinXP上からFAT32を選択して初期化        出来ません。        ウインドウズME等のFD起動で初期化する必要がありますが、その場        合、ブートセクターの書込(fixboot C:)等、多少のスキル        が必用となります。     注意:間違って、元ドライブを初期化すると悲惨な事になります。間違いの無        いよう落着いて操作して下さい。   2.アクティブ化     ディスクアドミニストレータで先ドライブ(USB−HDD)をアクティブに     します。     注意:「アクティブ化」を忘れる方が多いようです。忘れずに!   3.BAKY 1.15 を起動し、先ドライブへBAKYを実施します。   4.NTSSを起動し、先ドライブのNTシグニチャをクリヤします。     (00000000を書込む)   5.元ドライブを外す     必ず外すこと。     取付けていると、「俺がオリジナルだ」と主張してトラブルの元になります。     どうしても取付ける必要がある場合は、NTシグニチャを消去して下さい。   6.先ドライブ取付     USBのパックから先ドライブを外し、計算機に取付けます。   7.ウインドウズXPが無事起動しました。