2001/07/21 Windows 2000 の BAKX について       Windows 95/98/MEとのデュアルブート環境       Part 4 SCSIのBAKXを ATAPIに復旧 (c)Kuni 転載不可 ●「Windows 2000」(以下W2kと表記)は、OSの保護が厳重な為それ  が逆に災いして、バックアップ及び復旧が困難となっています。 ●W2kとWindows95等をデュアルブートする事によりBAKX及び復旧が出来  ましたので報告させて頂きます。 ●このテストでは、Windows95を利用しましたが、Windows98やME  を利用した場合でも、同様にバックアップ及び復旧する事が可能と思われます。   ・デュアルブートに利用する場合は、以下のOSを推奨致します。    FAT16 Windows 95/95B/95C/98/98SE    FAT32 Windows 95B/95C/98/98SE ●記載した環境は、私の実行例です。ご利用の環境によりパス、ドライブ等は読替えて  下さい。 ●試験環境   ・計算機 AT互換機   ・CPU セレロン 500MHz   ・HDD(BAKX環境)    ATAPIは、ディスエーブルにしました。    ULTRA SCSI HDD (外付 QUANUTM 4GB)      1:2GB FAT16 デュアルブートのシステム                  Windows 95                  Windows 2000      2:2GB FAT16 データドライブ                  BAKXデータを格納しました   ・HDD(復旧環境)    ATAPI UDMA66 HDD (FUJITSU 30GB)      1:2GB FAT16      2:残り  未使用    ULTRA SCSI HDD (外付 QUANUTM 4GB)      1:2GB FAT16 デュアルブートのシステム                  Windows 95                  Windows 2000      2:2GB FAT16 データドライブ                  BAKXデータを格納しました    注意:ATAPIの速度について       FUJITSUのHDはUDMA100ですが、計算機側が66の為、       UDMA66で動作しています。 ●BAKX   1.Windows95を起動し、システムドライブとしてBAKXしました。     BAKXの保存先は、D:(SCSIの第2パーテーション)です。   何のトラブルも無くBAKXが終了しました。 ●復旧   1.ATAPI(UDMA66)のHDを取付けました。     Windows95の起動FDで先頭の2GBを領域取得しました。     FDISK   2.初期化完了後、システムを転送しました。 FORMAT C:     SYS C:   3.通常のWindows95の手順に従ってBAKX復旧及び最終処理迄実施し     ました。     Windows95を終了しました。   4.外付SCSIの電源を切りました。   4.W2kのCDから起動します。     修復「R」、システム修復「R」、手動修復「M」、ブートセクタの検査     を実施しました。   参考:「スタートアップ」・「システム確認」を行う必要は有りません。   5.W2kとWindows95のデュアルブート環境が復旧している事を確認しま     した。   注意:起動環境がSCSIからATAPIになったため、さすがのW2kも混乱し      た様です。???      ディスクマネージメント実施中、W2kの再起動を求められました。